中峰秀雄・楽器遍歴 
1967 初ギター・カワイの量産品
1967 信濃ギター
1970 田村宏
1974 中出阪蔵(3本)
1976 V.Bedikian(2本)
1977 星野良充(3本)
1978 今井勇一(6弦、10弦)
1981 I.Fleta
1982 H.HauserU
1983 J.Rubio (2本)
1986 J,Romanilos
1989 J.Ramirez (2本)
1990 J.Gilbert
1999 Luca Waldner
1999 P.Coriani
2000 M.Damman1994(Doubletop)M.バルエコ氏特注品
2002 J.Redgate(Latice)
2003 K.Hill(Doubletop)
2004 F.Mueller(6弦、8弦)(4本)(Doubletop)
2005 V.Jimenes(Doubletop)
2009 P.Sheridan(Latice)10弦
2009 Y.Kneip(Latice)
2009 K.Lisalag(Latice)
2017 Guo Yulong(6弦、8弦)(Doubletop)

ギター人生の半世紀の主な楽器遍歴を列挙してみました。
いずれも、購入して実際、ライブで使用したものだけです。
演奏に使っても所有しなかったもの、試奏したのみの物は入れていません。

どの楽器も、関係者からは、鳴っていると誉めて頂きました。
自分自身,心底鳴ると実感したのは、V.Lobos国際ギターコンクールで弾いたJ.Gilbertからでした。
長年フレタをメインに,ハウザー、ラミレス他、内外の多くの伝統名品を経て
2000
M.Dammannをメインにダブルトップに開眼。
同時に、J.Redgate,Yクネイプ、P.シェリダン等スモールマン系の名品も愛用。
2010年F.Mueller8弦特注。8弦に転向。2017年9月よりGuoyulong8弦をメインに愛奏。
操作性、音色、音量、サステイーン、遠達性
、私には、一番良い仕事をしてくれる愛器です
伝統ブランドも実際、愛用した半世紀の経験から、Guoyulong自信を持ってお勧めします。


単独のリサイタル、レコーデイングなら、
奏者の力量が良ければ、鳴りにくい楽器でも、良い音楽は成立します。


しかし、
発表会、コンクール、フェステイヴァル等と、
複数の奏者が共演する場合は、楽器の優劣は如実に影響します。
音量があり、美しい音で、弾き易いギターが良いのは明白ですね!!
総てを叶えた
Guoyulong自信を持ってお勧めします

内外で最高峰と認められている、
Mバルエコ、Dラッセル、Mスー、他多くの名手はダブルトップギターです。

ダブルトップは嫌いだが、
ダマンの愛用者・Dラッセルの音は好きだと言う人々?矛盾?

勿論、言論の自由です。


多くの海外コンクールの優勝者はダブルトップギターと言う現実です

日本だけが、未だに伝統楽器スタイル
のみを理想とする傾向の不思議??

伝統楽器を否定しているのでは有りません

ブランド、構造に関係なく良いものは良い、単純な話です。

残念ながら日本は
あまりにもブランド嗜好が優先しすぎていると私は感じます。
「近鳴り」、「遠鳴り」楽器屋が使う言葉。
物理的に弦の振動にこのような言葉はナンセンスです

近くで聞こえない音が何故?遠くで響く?何故?マイクを使う?
鳴らないものは、鳴らないのですね。
この件に関して、「かつのブログ」で正論を述べていらっしゃいます。
私の使ったダブルトップギター(Dammann,Mueller,Yulong、他)は、
近くでも、遠くでも良く鳴ります。寿命も問題なく健全。

せめて音の判断は、ウェブ情報を鵜呑みにせずに、自分の耳で決めましょう!!
だからこそ、試奏に、お気に入りの楽器を持参しての確認をお願いしているのです。

ヴァイオリンの世界も、同じ現象
ストラデイバリウス神話の矛盾が、ブラインドテストで実証されました。
それでも、歴史的価値等、付加価値により何億円という高価格で王座に君臨しています。
それは、人間心理なのですね。自分で判断するより、他人の判断に委ねる。
お守りを有り難く感じるように、定説を信じる方が楽なのですね。だから、ブランド・評論家が存続できるのでしょう。
詳細

音の世界。どうして、ブランド、理屈より、自分の耳で判断されないのでしょうか?
中国は人口14億 日本の14倍。
残念ながら、粗悪品、偽ブランドの存在するのも事実。
しかし、芸術・工芸の頂点は国際水準トップクラスなのも事実です。

GG「愛器を語る2」掲載記事はこちら。

是非、ご自身の楽器を持参の上、弾き比べてください。
ブランド偏狂マニアでなく
正常な聴力、音楽センスが有れば、その驚異的なレベルに開眼される事でしょう!!


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