今日、日本ギター界は、かつてのブーム時代を経て、多くの二世ギタリストの輩出と大きな発展を遂げました。現状を見ると英才教育あるいは幼児教育と言ったピアノ、ヴァイオリン同様のメソードはほぼ確立しつつ有ると言えましょう。しかし一方で二十代、三十代の社会人で仕事に携わりながら志を持ってギタリストを目指す、プロ予備軍、またはシニアでかつてのギター青年の再トライ組の存在も無視できないのも事実です。
彼らに既成のメソードを勧めたならどうなるでしょう。もちろん理想では普遍的観点からして必ずや上達を望める?と言いたいところです。現実は不足する時間という無差別な生活の制約の為、残念ながら多くは挫折し、
しいてはギターから離れてしまうのが現状といっても過言ではないはずです。もし毎日、真面目に練習しているのに上達しないのなら?
何が悪いのか?明らかに
方法が間違っているのです。


語学を例に見ると、発音できない教師に習う人は誰も
いないでしょう。もっとも中学、高校で会話も出来ず
語学教師として、平然と生きていられるのが日本なのですが。

海外では音楽家にもきちんとしたライセンスが必要とされます。
日本は全く自由で、習う方が教師として受け入れれば、どんなレベルでもプロとして成立してしまいます。
だからこそ、皆さんの良識と耳でギター教師を選択しましょう。

少なくとも生徒より優れていなくては、教師とは言えません
まず、きちんと体系的指導の出来ない先生は見限りましょう。
音楽のレッスンは医者のクリニックに似ています。
欠点解決の具体的方法を指導、出来ないのは先生では有りません。
勉強しない名誉大先生も、見捨てましょう。
弁護士、医者と他のどのジャンルでもプロはプロの
最低線の質と良心が有りますね。
南米で当時、七十九歳の世界的巨匠A.カルバレーロのリサイタルを聞きました。視奏こそすれ、テクニックは完璧で
V.ローボスのエチュード集、その他を芸術的に力強く感動的に演奏しました。
もちろんですべての教師にそれを望むのは酷ですが。
技術は老いても、たゆまぬ研究により表現力、情報等、
指導者としてのレベル維持は有って然るべきです。
音楽を愛しているのなら当然です。


クリニック
それでは、私のアイデアのほんの一部をここに提示します。
1 アルペジオで右手が、ばたつく。(上級者にもいます。)
原因
各指の独立が未完の為、補足的に腕、手の甲の助けにより弾いている。
処方
1弦にa指を固定。Pimで開放弦、、レ、ソ、シ、を連続してトレーニング。その際、目で注意深く、無駄な動きをなくす様、監視する。
上手く出来ない?Piの連結を再チェック。Piにて開放弦レ、ソ
の連続トレーニング。
次いで、山型のアルペジオに発展させる。
恐らく、「なんだそんなことか。」と非難する方、このギター界
必ず居ると思います。が、私は組しません。コロンブスの卵です。
私には、日本で、どなたからも、こういった具体的、助言を頂いた記憶は有りません。この方法で多くの生徒の右手の欠点矯正を成功させております。


それではaはどうやって鍛えるんだ?ですか。
簡単です。前例を応用して右手を固定しつつaの練習パターンにする。

メールで技術的質問を頂いても、お答え出来ません。ご理解下さい。